遺言書とは


 そもそも、遺言書とは、なんなんでしょうか。

 人間生きていれば、大なり小なり財産を持つことになります。
 お金、家、土地。
 この三つは代表的なものですが、有価証券や自動車、骨とう品や著作権。なんてものも含めて色々あります。

 そして「借金」といったものも財産のうち。

 そういった財産の持ち主が、自分の死んだあと、その財産を「誰に、どれだけ、どのように」残すのか、書面にしたためたものが遺言書です。

 遺言書には「こう書かなければならない」というルールが民法で決まっていて、そのルールを守った遺言書は、法的な効力を持ちます。

 つまり「遺言書を書いた人の思う通りに、その人の財産を分配することについて、けっこう強い力」を持つわけです。


🍀例をあげてみましょう。

 生前あるおじいさんが「この土地と家は、ワシが死んだら長男に全部ゆずる!」と毎日のように言っていたとしましょう。そして家族みんなが、そう言っていたことを知っています。

 それは「遺言」ではあるんですが……

 残念ながら「法律のルールを守って書かれた遺言書ではないんです。

 いざ、おじいさんが亡くなっても、このままでは「土地と家は長男にあげる」というのはあくまでも気持ちの問題で、本当にその言葉を叶えるための強い力はありません。

 一方、おじいさんのこの言葉を「ルールを守った遺言書」に書き遺してさえあれば、本当に「土地と家は長男にあげる」とする、強い力(法的な効力)が働くことになります。


🔶遺言書を簡単に説明すると、こんな感じのものになります。

 けれども、実際に遺言書を書くとなると、

いろんな法律や規則がからみあって複雑になることも。

 上の例えばなしにしても、たとえ遺言書を残していなくても、おじいさんの言うとおり「土地と家は長男に」という相続が実現する方法もあります。

 逆に、遺言書に残していても、「土地と家は長男に」という相続が叶わないケースも。

 上のような「思っていたのと違う!」というトラブルを防ぐために、遺言書を考えるタイミングで相談できる相手が、行政書士などを含む各種専門家です。

 自分の財産をどうしたいか、少しでも気になっている人は、気軽に無料相談など利用してみてください。


終活   おてがる解説手帳

遺言書・相続・墓じまい 気になる遺言書のルールや、相続用語、終活の話題を「難しい法律の説明はさておき、知りたいポイントだけふわっと、おてがる解説」を目指す、ちょっとフランクなブログです。